佐久市議会 > 2020-09-25 >
09月25日-06号

  • "付託議案委員長報告"(/)
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  1. 佐久市議会 2020-09-25
    09月25日-06号


    取得元: 佐久市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    令和 2年  9月 定例会(第3回)          令和2年佐久市議会第3回定例会会議録(第6日目)◯議事日程(第6号)                    令和2年9月25日(金)午前10時開議     開議宣告     報告事項日程第1 会議録署名議員指名日程第2 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決日程第3 付託請願・陳情委員長報告、質疑、討論、採決日程第4 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決     意見書案第5号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書の提出について     意見書案第6号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書の提出について     意見書案第7号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について日程第5 決議案上程、説明、質疑、討論、採決     決議案第1号 「佐久市気候非常事態宣言」を行うことに関する決議について日程第6 追加議案上程、説明、質疑、討論、採決     議案第115号 佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について日程第7 閉会宣告◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(24名)     1番  塩川浩志         2番  清水秀三郎     3番  大塚雄一         4番  高柳博行     5番  土屋俊重         6番  小林歳春     7番  神津 正         8番  土屋啓子     9番  柳澤眞生        10番  吉川友子    11番  井出浩司        12番  三石義文    13番  柳澤 潔        14番  関本 功    15番  吉岡 徹        16番  内藤祐子    17番  小林松子        18番  中條壽一    19番  江本信彦        20番  市川 将    21番  和嶋美和子       22番  高橋良衛    23番  小林貴幸        24番  市川稔宣◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長      柳田清二     副市長     花里英一  総務部長    佐藤照明     企画部長    畠山啓二  市民健康部長  小林秀治     環境部長    山崎 強  福祉部長    大塚秀徳     経済部長    上原賢一  建設部長    柳沢文弘     臼田支所長   長田英典  浅科支所長   野村秀俊     望月支所長   荻原万樹  会計管理者   平島郁勇     教育長     楜澤晴樹  学校教育部長  小泉 茂     社会教育部長  三浦一浩  病院事業管理者 村島隆太郎    浅間病院事務長 市川昇二  選挙管理委員長 篠原壽人     代表監査委員  篠原捷四  農業委員会長  市川 覚     総務課長    土屋 孝  秘書課長    木内孝昭◯事務局職員出席者  議会事務局長  小林 聖     議会事務局次長 竹花元也  総務係長    清水正城     議事調査係長  大島ゆみ子  書記      大淵 瞳     書記      樋田雅浩 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(神津正) おはようございます。 現在までの出席議員は24名でありますので、定足数を超えております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △報告事項 ○議長(神津正) 最初に、報告事項を申し上げます。 総務文教委員会から2件、議会運営委員会から1件の計3件の意見書案が提出されております。また、経済建設委員会から決議案1件、議会運営委員会から追加議案1件が提出されております。これらの取扱いにつきましては、本日開催されました議会運営委員会においてご協議願っておりますので、その結果について委員長より報告願うことにいたします。 14番、関本議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(関本功) 皆さん、改めておはようございます。議会運営委員長の関本功です。 委員長報告を申し上げます。 総務文教委員会から意見書案2件、経済建設委員会から決議案1件が提出されております。また、議会運営委員会より意見書案1件及び追加議案1件を提出いたしております。 これらの取扱いにつきまして、意見書案については付託請願・陳情採決終了後、決議案については意見書案採決終了後、追加議案については決議案採決終了後に、それぞれ上程、説明、質疑の後、討論、採決を行うことと協議しておりますので、ご承知願います。 以上、結果についてご報告申し上げました。 ○議長(神津正) 本日の議事は、議事日程第6号をもって進めます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(神津正) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において  20番  市川 将議員  21番  和嶋美和子議員 の2名を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第2、ただいまから付託議案に係る委員長報告に入ります。 付託議案に対する審査報告書が提出されております。 最初に、総務文教委員長の報告を求めます。 11番、井出総務文教委員長。 ◆総務文教委員長(井出浩司) 総務文教委員長の井出浩司であります。 付託議案について、総務文教委員長報告を行います。 本定例会において9月10日に当委員会に付託され、9月14日及び15日に審査いたしました議案は、条例案2件、事件案8件の計10件でありました。 お手元にご配付されております委員会審査報告書にありますとおり審査をいたしました結果、議案第80号、議案第86号、議案第87号、議案第91号、議案第92号、議案第93号、議案第111号、議案第112号、議案第113号、議案第114号について、いずれも全会一致による原案可決と決しました。 次に、付託議案に関する委員より出されました意見や要望でありますが、議案第93号 令和2年度佐久市野沢会館第1期解体工事請負契約について、委員より、今回の工事箇所である野沢会館の近隣には幼稚園等もありますことから、工事の安全には十分注意していただきたいと要望がありました。 議案第111号 教育用コンピューター小学校南部地区及び学校教育課)の購入についてと議案第112号 教育用コンピューター小学校北部地区)の購入について及び議案第113号 教育用コンピューター(中学校及び学校教育課)の購入については、関連議案であることから一括して質疑を行い、今回購入するコンピューターをどのように授業で活用していくのか、また、その管理方法等についてどのように計画しているのかという質疑に対し、今回購入する機種はグーグルのクロームブックを予定しており、全ての学校が同じ機種を購入する予定。また、この機種の特徴として、クラウド上で活用することになり、様々なソフトがあり、授業での使用の幅が広がっていくことになりますが、今後、実際指導する先生方と活用方法について考えていきたいとの答弁がありました。 これに対し、委員からは、購入する予定である1人1台のコンピューターは、高額な備品でもありますので、子どもたちにもそれぞれ責任を持たせて管理するようにしてほしいとの意見がありました。 また、この機種となった選定過程についての質疑に対し、県における共同購入を参考に、教育委員への説明及び佐久市学事職員会の情報委員会において検討したとの答弁があり、委員から、選定過程についてきちんと説明できるよう整理をしておいてほしいとの意見がありました。 その他、今回のコンピューター購入に当たり、その利用方法などの統一したガイドラインを作成するようにしたほうがよいと思うが、あまり規制を厳しくして図書館の本の検索など、子どもたちの教育に対する好奇心が低下しないよう、佐久市独自のガイドラインを考えてほしいとの意見。 また、高額の予算の議案なので、委員会の資料として、購入予定の機種を事前に準備するなど、きちんと説明資料を用意すべきとの指摘、ご意見があり、資料の配付を求め審議いたしました。 また、購入台数の内訳についての確認、予備台数の数の根拠等について確認、実際の運用時期について聞いたところ、小学校、中学校ともにネットワーク環境の整備が整い次第であるが、本格運用は来年度から予定しているとの答弁がありました。 なお、審査に当たっては、所管部局に対し各委員から活発な質疑や意見が出される中、審査を行いました。 以上、総務文教委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 総務文教委員長から報告のありました10件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 はじめに、議案第80号 佐久市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第80号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第80号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第86号 佐久市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第86号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第86号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第87号 佐久市辺地総合整備計画の策定及び変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第87号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第87号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第91号 令和2年度令和元年東日本台風災害佐久コスモホール電気機械設備等復旧(本体)工事請負契約についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第91号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第91号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第92号 令和2年度令和元年東日本台風災害佐久コスモホール電気機械設備等復旧(管)工事請負契約についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第92号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第92号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第93号 令和2年度佐久市野沢会館第1期解体工事請負契約についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第93号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕
    ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第93号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第111号 教育用コンピューター小学校南部地区及び学校教育課)の購入についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第111号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第111号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第112号 教育用コンピューター小学校北部地区)の購入についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第112号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第112号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 この際申し上げます。次の議題につきましては、地方自治法第117条の除斥に該当いたしますので、ここで市川稔宣議員の退席を求めます。     〔市川稔宣議員 退席〕 ○議長(神津正) 次に、議案第113号 教育用コンピューター(中学校及び学校教育課)の購入についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第113号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおりに決するご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第113号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 除斥を解きます。市川稔宣議員の入場を許します。     〔市川稔宣議員 復席〕 ○議長(神津正) 次に、議案第114号 令和2年度佐久市東会館改築(本体)工事請負契約についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第114号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第114号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。 13番、柳澤経済建設委員長。 ◆経済建設委員長(柳澤潔) 経済建設委員長の柳澤潔です。 付託議案について委員長報告を行います。 本定例会において当委員会に付託され、9月14日、15日及び16日に審査いたしました議案は、条例案1件及び事件案5件でありました。 当委員会において慎重審査の結果、お手元に配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第81号、議案第88号から議案第90号まで、議案第109号、議案第110号は、全て全会一致により原案可決と決しました。 次に、審査の経過や意見等について申し上げます。 議案第81号 佐久市農村研修施設条例の一部を改正する条例の制定について、浅科女性研修センターふるさとの味創造館の廃止に伴い所要の改正を行うもので、当施設廃止後は普通財産化し、現在浅科支所内にある五郎兵衛用水土地改良区の事務所として貸付けを行う予定。また、それに伴い施設の改修工事を行うことを確認した上で、施設の改修工事内容について質疑し、加工調理室を会議室に、研修室を事務室に改修することを確認しました。また、これまで利用していた団体に対しては、今後、新しい浅科支所複合施設の利用を案内することを確認しました。 次に、議案第110号 令和2年度都市構造再編集中支援事業佐久平駅南1号線ほか道路築造工事請負契約について、佐久平駅南土地区画整理事業計画区域内に幹線道路として市が施工する道路築造工事のほか、一部無電柱化を図るために電線共同溝の整備を実施する内容であることを確認した上で、電線等の地中化に係る工事費について質疑し、通常であれば1キロメートル当たり5億円ほどだが、今回は新たな道路築造と並行して実施するため、1キロメートル当たり約2億円、共同溝の延長が約1.6キロメートルであるため、3億2000万円ほどで施工できることを確認しました。 このほか、議案第88号 佐久市・北佐久郡環境施設組合規約の変更について、議案第89号 市道の路線認定について、議案第90号 市道の路線変更について及び議案第109号 令和2年度佐久臼田インター工業団地整備事業造成工事請負契約の変更については、特に質疑はございませんでしたが、内容確認をとおして各委員による真剣な審査が行われました。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 経済建設委員長より報告のありました6件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 はじめに、議案第81号 佐久市農村研修施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第81号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第81号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第88号 佐久市・北佐久郡環境施設組合規約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第88号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第88号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第89号 市道の路線認定ついてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第89号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第89号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第90号 市道の路線変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第90号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第90号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第109号 令和2年度佐久臼田インター工業団地整備事業造成工事請負契約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第109号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第109号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第110号 令和2年度都市構造再編集中支援事業佐久平駅南1号線ほか道路築造工事請負契約についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第110号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第110号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、社会委員長の報告を求めます。 16番、内藤社会委員長。 ◆社会委員長(内藤祐子) 社会委員長の内藤祐子です。 社会委員長報告を申し上げます。 本定例会において9月10日に当委員会に付託され、9月14日から16日までの委員会で審査しました議案は、条例案4件でした。 当委員会において審議した結果、お手元に配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第82号から議案第85号までについては、全て全会一致により原案可決と決しました。 審査の状況については、議案第83号 佐久市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第84号 佐久市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、2つの改正案はともに、平成27年の国の制度改正から5年経過したが事業が進まない中で、推進を図るための法改正に伴うものであること、現在条例に関係があるのは小規模保育事業所の2園であることなどを確認しました。 以上のほかにも、議案の審査に当たっては、委員から活発に質疑が行われる中で審査が行われました。 そのほか、浅間病院からは、発達外来については、4月より予約制で週2回診察を開始しており、今後も力を入れていくということ、8月16日付けで脳神経外科の医師が赴任し、診療が再開したことが報告されました。 以上、付託議案等についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 社会委員長より報告がありました4件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 はじめに、議案第82号 佐久市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第82号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第82号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第83号 佐久市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第83号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第83号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第84号 佐久市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第84号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第84号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第85号 佐久市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第85号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、予算委員長の報告を求めます。 なお、佐久市議会予算委員会運営要領第9条第2項の規定に基づき、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 23番、小林予算委員長。 ◆予算委員長(小林貴幸) 予算委員長の小林貴幸であります。 去る9月10日の本会議において当委員会に付託された議案は、一般会計及び特別会計の予算案合わせて3件であります。 まず、10日に予算常任委員会を開催し、付託議案3件を当委員会に設置されております総務文教分科会経済建設分科会、社会分科会の各分科会に審査を委任しました。その後、3つの各分科会において14日から16日及び18日の4日間にわたり詳細な審査を行ったところであります。 その上で、再び18日に予算常任委員会を開催し、それぞれの分科会長からの審査報告を受け、各分科会長報告に対する質疑を行い、その後、付託された各予算案の討論、採決を行いました。 審査結果につきましては、お手元にご配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第106号から議案第108号までの3つの予算案については、全て全会一致による原案可決と決しました。 ただし、議案第106号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第7号)につきましては、可決後に会派公明党所属の小林歳春委員より附帯決議案が提出されました。この附帯決議につきましては委員会審査報告書に記載されているとおりでありますが、改めて、ここに附帯決議の内容をご報告申し上げます。 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第7号)に対する附帯決議。 佐久市特別定額給付金給付事業について、非対象者の不公平感の最小化に努めるよう求める。 以上決議する。 であります。 次に、分科会審査の中で出された主な質疑や意見についてご報告申し上げます。 ちなみに、以下申し上げます内容は、各分科会長よりそれぞれの分科会においての審査報告があったものをそのままご報告させていただくものでありますので、あらかじめよろしくお願い申し上げます。 はじめに、議案第106号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第7号)については、まず、企画部・会計局関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 佐久市特別定額給付金給付事業費について、国の特別定額給付金の基準日が4月27日時点と設定され、その支給の対象から外れてしまった子どもについて、市民の皆さんからの意見などから、市独自の給付金として、対象者の範囲を国の基準日とした4月27日において妊娠が確認できた者へ支給するとして、令和2年4月28日から令和2年12月31日までに誕生した子、ただし、4月27日の基準日に妊娠していることが母子手帳等で確認できた場合、1月1日以降の出生についても対象となることを確認した上で、分科員からは、市独自の制度ということで、市民にとっては大変ありがたい制度と思っている。どこの範囲まで支給することにしても不公平感は出てしまうが、不公平感で考えると、例えば、同じ学年の中でもらえる人ともらえない人がいるより、学年単位で区切ったほうがより不公平感が小さくなるのではないかとの意見が出され、今回の当該予算を認めるに当たり、より公平性が保てるような制度設計を市当局において今後も検討してほしい旨の附帯決議を付するべきではないかと、全分科員の総意として意見がまとまったとの報告が総務文教分科会長よりありました。 次に、電算システム管理費について、RPA(ロボティック プロセス オートメーション)とはどのようなものか確認したところ、ソフトウエアを使うことにより、自動で作業するようになって残業時間の短縮などにつながっていき、税務課において実証実験を行ったとの説明があり、今後どの程度人件費が縮減できたのかなどを検証し、その結果を議会に報告してほしいとの意見が出されたとのことでありました。 続いて、福祉部関係の審査の状況及び出された意見等に関しては、生活困窮者自立支援事業費について、市民からの寄附を活用して生活困窮者のために保存がきくレトルト食品などを購入する経費に関して、福祉課へ生活困窮のため相談に来る方々のおよそ2割が食糧難の状態にあること、また、これまでも社会福祉協議会やまいさぽ佐久と連携して対応しており、備蓄品の在庫が途切れることはなかったが、コロナ禍の影響もあり相談件数が増加傾向にあることから、より多くの備蓄品を確保して支援していくということを確認したとのことであります。 また、児童保育事業費及び児童館管理運営事業費について、新型コロナウイルス感染症対策として、市内の公立保育園及び児童館の水道に自動水栓を設置する経費に関し、設置箇所数やスケジュール等を確認した上で、今回の設置に当たってはコロナ対策のための国からの交付金があるが、設置した後も修理や更新に経費がかかり、同じものを買うことが最善と限らないので、コストを下げて安全なやり方がないかも今後のために検討していただきたいとの意見が出されたとのことであります。 次に、経済部関係の審査の状況及び出された意見等に関しては、まず、商工振興事業費について地域経済循環創造事業補助金は、総務省の地域経済循環創造事業交付金、通称ローカル10,000(いちまん)プロジェクトを活用した、先進的かつ持続可能な事業に取り組む民間事業者に対して市が補助するものであり、具体的な事業計画についての質疑をとおして、内山地区にある古民家をリフォームし、体験型宿泊事業を行い、機織りと宿をセットにしてインバウンド需要や軽井沢からの観光客を呼び込み、地域の活性化と観光資源の充実を図るための事業であることを確認したとのことであります。 次に、中小企業対策事業費について、中小企業振興資金利子補給金は、新型コロナウイルス感染症の影響により事業経営に深刻な支障が生じている中小企業等に対して、最大5年間実質無利子の融資をするための利子補給金に係る増額補正とそれに伴う債務負担行為の限度額の増額補正をするものであり、依然として利用の申込みが続いている状況であるということを確認した上で、今は商業関係者の申込みが主だと思うが、新型コロナウイルスの先行きが分からない中、これから製造業関係の業種が苦しくなってくると思うので、受付期間を延長するなどの対策を講じてもらいたいとの意見が出されたとのことでありました。 次に、企業経営強化支援事業費については、2つの新規事業である感染症対策新製品等試作開発事業補助金とIT導入支援事業補助金のいずれも新型コロナウイルス感染症対策に係る市内中小企業を対象とする補助事業であり、新製品の開発めどや支援体制についての分科員からの質疑において、佐久産業支援センター、通称SOIC(ソイック)に対して数社から問合せが来ていることや、SOICとともにバックアップする体制であるということを確認した上で、感染対策に係る開発であるので、申請状況を見ながら再度の増額補正になることを期待したいとの意見が出されたとのことでありました。 次に、観光宣伝事業費のうち、店舗利用促進券印刷換金等業務委託料については、第2弾となるがんばろう佐久!トラベル応援券として、佐久市に宿泊された方に配布するための経費で、対象業種や委託料の内容を確認した上で、トラベル応援券はクーポン券とのことだが、キャッシュレスでの対応は考えていないのかとの質疑において、旅行事業者及び宿泊事業者と相談する中で、政府も電子マネー化を進めている状況のもと、どちらにするかは検討の余地があるとの市の答弁を受け、地方の人の電子マネーに対する感覚等をよく見極めて実施してほしいとの意見が分科員より出されたとのことであります。 次に、誘客多角化等滞在コンテンツ造成委託料については、コンテンツ構成の方向性についての質疑をとおして、バルーンフェスティバル2021の開催に向けて、イベントにおいて排出される温室効果ガスCO2を可能な限り削減する方策を模索しているところであり、コロナ禍においても地球環境に配慮した持続可能なイベントに磨き上げるための実証実験を実施するための経費であるということを確認しました。また、財源としては国庫支出金である誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成委託金を充当予定であるが、全国から多数の応募があり競争率が高く、事業が採択された場合に実施予定であるということを確認したとのことであります。 次に、現年観光施設単独災害復旧事業費について、7月豪雨の影響で崩落したもちづき荘テニスコートののり面の復旧に係る工事費であり、質疑の中で、テニスコートの年間利用率は決して高くないということを確認した上で、今後の施設の在り方を指定管理者とともに検討していくようにとの意見が分科員より出されたとのことであります。 次に、学校教育部関係の審査の状況及び分科員から出された意見等に関しては、小学校施設整備事業費の佐久平浅間小学校増築工事分に関連して、昭和50年代に建てられた市内の小学校について、これからは全て全面改築できるかというと、決してそうとも言えず、学校によっては児童数も減少しており、今後は、大規模改修での対応や、将来的には学校の統廃合も見据えていかなければならない可能性もある。今後考えていかなければならない市内全体における通学区の見直しなどの教育委員会としての対応状況について報告を求めたところ、通学区の見直しなど、その検討を行うための組織体をつくる準備を進めているところであるが、今後も様々な対策を講じていきたいとの答弁があり、これに対し、分科員からは、児童数が減少する中、学校の統廃合や全面改築、大規模改修も含めて、今のうちから市内の小学校の在り方についての取り組みを、教育委員会として先送りすることなく進めていただきたいとの意見が出されたとのことでありました。 また、新型コロナウイルス感染症の影響として、修学旅行や運動会などの今後の実施予定等についても確認を行ったとのことであります。 社会教育部関係の審査の状況及び意見等に関しては、文化財調査事業について、瀬戸地区土砂搬出に伴う埋蔵文化財の調査に係る財源について確認したところ、この補正予算書では財源内訳などの内容が分かりづらいので、今後、予算書における表示の方法については、財政課において統一的に全体として検討してほしいとの意見が出されたとのことであります。 次に、体育施設改良工事費について、臼田総合運動公園大規模整備事業で発生する残土の最終処分に伴う発注方法や辺地事業債に該当するのか等を確認したところ、発注方法については検討段階である。また、今回の残土処分の土壌改良については、県に確認したところ、辺地事業債の対象にはならないとの答弁があり、それを受けて、分科員からは、今回の残土処分の土壌改良の必要性については、全て市の単費となってしまうことについて市民の皆さんにご理解をいただけるよう、行政としてきちんと説明できるように対応してほしいとの意見が出されたとのことでありました。 次に、東京オリンピック・パラリンピック関連事業費について、聖火リレーの中止決定が急であったこともあり、オリンピック関係予算の執行状況を確認したところ、既に作成済みである聖火リレー用のスタッフジャンパー、のぼり旗、ホストタウンのポスターなど、直前になってオリンピックが延期となったため、現在は保管している状況であるとの市の答弁があり、これに関連して、聖火リレーのボランティアスタッフについて、今回協力していただける予定だった市民ボランティアの皆さんには、来年のオリンピック直前の聖火リレーが市内で実施される際に、今度こそはご協力いただけるよう、市としてもしっかり対応していだきたいとの意見が出されたとのことでありました。 このほか議案第107号 令和2年度佐久市介護保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第108号 佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計補正予算(第2号)についても質疑応答を積極的に重ね、担当の分科会において慎重審議、また慎重審査が行われたとの報告を受けております。 以上、ただいま申し上げました質疑や意見は、5日間にわたる予算委員会及び3つの各分科会の審議過程において出された意見等の一部でありまして、各委員や各分科員からは、このほかにも様々な意見や提言、要望が出され、活発な議論がなされたものと総括することができます。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) これより採決に移ります。 はじめに、議案第106号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第7号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第106号については討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第106号は予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第107号 令和2年度佐久市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第107号については討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第107号は予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第108号 令和2年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第108号については討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第108号は予算委員長報告どおり可決されました。 次に、決算特別委員長の報告を求めます。 なお、佐久市議会決算特別委員会運営要領第9条第2項の規定に基づき、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 18番、中條決算特別委員長。 ◆決算特別委員長(中條壽一) 決算特別委員長の中條壽一です。 決算特別委員会は、市の予算が議会の議決や法令の規定に基づき公正、適正、効果的に執行されたのか、また、市民の福祉向上にどのように寄与したのかを審査するため、議長及び議会選出の監査委員を除く全議員で構成された組織であります。 9月10日の本会議において当委員会に付託された議案は、一般会計及び特別会計の決算認定12件であります。 11日には、委員が注視している事業項目について現地調査及び事前通告又は所管部局から選定された項目について、所管部局から説明を受けることにより審査を行いました。 また、常任委員会の専門性を生かした審査を行うため、総務文教分科会経済建設分科会、社会分科会の3つの分科会を設置し、9月14日から16日まで各分科会を開催し、より詳細な審査を行ったところであります。 審査結果は、お手元にご配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第94号から議案第104号までの決算認定議案については、全て全会一致による原案認定でした。 また、議案第105号につきましても、全会一致により原案可決及び認定と決しました。 まず、委員会における質疑や意見について申し上げます。 議案第94号 令和元年度佐久市一般会計歳入歳出決算認定について、総務文教分科会長の報告に対する質疑において、委員からは、佐久ケーブルテレビの加入率が15%と伸びていない状況報告に対し、所管部局からの説明と分科員の意見について質問が出され、総務文教分科会長からは、佐久ケーブルテレビ株式会社に対する出資に関わる補正予算に附帯決議を付したことにより、所管部局から、各議会定例会ごとに丁寧な報告を受けている。分科員からは、当然、加入率アップへの努力を促すとともに、新築住宅への積極的な営業活動を要望しており、それに対して、所管部局からは、そのように努力していると答弁があったとの回答がありました。それを受けて、委員からは、努力という言葉だけだと全く前進しないので、これからも担当分科会として、どうして上がらないのか、営業活動等の取組内容を確認し、ぜひとも加入率が上がるように働きかけをしていただきたいとの要望が出されました。 次に、各分科会長からの報告を基に、各分科会における審査経過や審査の中で出された質疑や意見等について、主なものを申し上げます。 議案第94号 令和元年度佐久市一般会計歳入歳出決算認定について、まず、総務部関係の質疑、意見において、監査委員の講評の中で収入未済額の翌年調定額繰越分について、前年度決算における収入未済額と翌年度に過年度分調定額として計上された件数、金額に差異が生じているケースがあり、その数値に差異が生じた場合はその事由等を説明する必要性が指摘されていたが、差額が発生する場合の理由などについて、滞納分の税額について、更正請求などにより税額が修正される場合があり、滞納繰越分の調定についても減額になる事例がある。今後そのような事由が生じたときは、その旨の記載をしてほしいとの依頼があったことを確認した上で、今後、差異などの理由を記載した場合、記載内容など、担当者が代わってもそれらの内容が分かるように、また、今回の事案に限らず、他の業務の内容についても確実に引継ぎをしてほしいとの意見が出されました。 次に、固定資産税など市税の不納欠損の主な理由及び収納率の向上に対する取り組みについて、不納欠損の主な理由としては、本人の死亡、会社の倒産などにより今後徴収ができないと判断したものであり、収納対策としては、差押えの強化をしていることを確認した上で、収納率は、ここ数年、職員の皆さんの努力により向上していることは評価しているので、収納率について長野県内でトップクラスを目指すように、また、公平性の観点からも引き続き努力してほしいとの意見が出されました。 また、監査委員の講評の中で、諸会議出席費用について、長野県が策定した職員の会合出席費用に係る公費支出基準などを参考として明確な基準を作成すべきとの指摘があったことを受け、長野県のように統一性があるガイドラインを作成するようにとの意見が出されました。 2款総務費、望月地区の有線放送利用負担金に関連して、将来的にも有線放送を利用していくのか。佐久ケーブルテレビが光回線になることにより、今後はこの有線放送の在り方についても十分に検討してほしいとの意見が出されました。 9款消防費、消防団員の災害活動状況に関連して、消防団員が活動などで出動した際支給される出動手当について、佐久市消防団においては1回当たり1,000円を支給していることを確認した上で、小諸市では出動手当が2,000円程度支給されていると聞くので、消防団員に対する待遇などを調査していただき、今後改善を検討してほしいとの要望が出されました。 続いて、企画部・会計局関係の質疑、意見においては、監査委員の講評の中で、概算払い等の精算残金について出納閉鎖期日までに返納されていないものがあったとの指摘があったので、今後このようなことがないように周知徹底してほしいとの意見が出されました。 2款総務費、佐久ケーブルテレビ放送委託料について、ケーブルテレビの加入率が15%と低い中、委託料の2600万円に見合うようにケーブルテレビの加入率は30%以上を目指し、必要な情報を効果的に市民の皆さんへ発信するようにしてほしいとの意見が出されました。 7款商工費、交流推進費の負担金・補助金等の状況に関連して、友好都市などとの交流について、令和元年東日本台風被災の際は様々な支援をしていただいたが、この台風や新型コロナウイルス感染症の影響により交流が途絶えぎみになってしまっているようなので、SNSやZOOM(ズーム)の利用など工夫をしていただき、交流が途絶えないようにしてほしいとの要望が出されました。 7款商工費、交流推進費の空き家バンクの状況について、今後も移住者の人口が増えるように、また、登録されている空き家に多くの家財が残ったまま登録されている場合もあるようなので、きちんと整理をするように指導してほしいとの要望がありました。 続いて、市民健康部関係の質疑、意見においては、3款民生費、女性委員登用の状況に関して、女性委員の割合が高い審議会等はあるかという質疑に対し、42の審議会等のうち、女性委員の比率が5割以上の審議会等は5つであるとの答弁があり、いまだ女性委員がゼロの審議会もあるが、一歩ずつ前進するように引き続き取り組みをお願いしたいとの意見が出されました。 続いて、環境部関係の質疑、意見においては、3款民生費、交通安全対策費に関連して、交通安全対策協議会の活動内容等についての質疑を通じて、交通安全計画に関わる事項のほか、交通死亡事故の現地確認等を行い、円滑な交通や交通安全対策について協議していることを確認しました。 3款民生費、消費者行政費に関しての質疑において、消費者生活相談は、現在相談員が1名であり、今後2名体制を考えていきたいこと、また、消費者被害防止対策機器購入費補助金については、97件の交付実績があり、電話による詐欺防止を考えれば、一定程度の効果があることを確認しました。 4款衛生費、環境衛生総務費の猫繁殖制限手術費補助金について、野良猫の繁殖について、住民が臭い等で迷惑している話や、地域猫活動支援ボランティアの方々の活動は大変ご苦労されていると聞く。今後も活動に対する支援や手術に対する補助を継続していただきたいとの意見が出されました。 続いて、福祉部関係の質疑、意見においては、3款民生費、障害者自立支援費の障がい児対応の放課後等デイサービスに関する質疑の中で、利用者の増加要因は、事業所が4か所増えたことと新型コロナウイルス感染症による学校休業に伴い、放課後だけでなく、昼間の時間帯についても対応することになったこと、また、この対応に関しては国が支援を拡大したことを確認しました。 同じく、3款民生費、老人福祉施設措置費の入所措置状況に関する質疑の中で、民営の施設への入所には扶助費に加算があること、入所される方の障害の有無などによっても加算があること、また、市としては、市民が安心して暮らせるように加算をきちんと適用し、必要なサービスを受けられたほうがよいと考えており、加算制度を施設へ案内していることを確認しました。 続いて、経済部関係の質疑、意見においては、7款商工費、商業振興費のうち、非課税者及び子育て世帯を対象としたプレミアム付商品券事業費補助金に関して、成果としてどう受け止めているかの質疑において、申請率は低かったが、利用率は99%と高かった。制度上、一度購入する必要があるため、これが臨時福祉給付金のように配布する形だと、また結果は違ったかもしれないが、買っていただいた商品券により経済効果が見込めるため、一概によしあしの判断は難しいことを確認した上で、所得層によって商品券の使い方が違ってくると思うので、実際、消費者にとって得になることは確かなため、少しでも多くの方がその恩恵を受けられるよう考えて進めてほしいとの意見が出されました。 同じく、商業振興費のうち、地域経済循環創造事業補助金について、体験型宿泊事業KURABITO STAY(クラビトステイ)に関する質疑において、事業効果等を確認した上で、補助金という形での支援は終わったが、今後も商工会議所と一緒に見守り、市として支援できることはお願いしたいとの意見が出されました。 6款農林水産業費、水産業振興費について、佐久鯉のPRのための試食会における対象者や広報活動の内容を確認した上で、更にPRしていくために、調理師会だけでなく、料飲組合、食品衛生協会などとも連携し、幅を広げて進めていただきたいとの意見が出されました。 11款災害復旧費、農林水産施設災害復旧費の現年農業土木単独災害復旧補助金について、令和元年東日本台風に係る自力災害復旧に対する補助金の状況について質疑し、自力災害復旧の対象となる田畑の数約1,600か所のうち、令和元年度に604件実施したことを確認しました。 続いて、建設部関係の質疑、意見において、8款土木費、土木総務費の社会資本整備総合交付金事業、橋梁定期点検業務について、点検方法に関しての質疑を通じて、近接目視の方法により5年に一度必ず点検を行い、橋梁状態を確認した上で長寿命化計画に反映させ、修繕を行っていくことを確認しました。 8款土木費の道路維持修繕費について、市道の陥没やひび割れなどへの対応を質疑により確認した上で、AI等を使用した道路点検車を走らせることにより道路状況の確認を行っている自治体があるが、これの検討についても質疑し、平成25年に一度点検車を走らせたが、道路状況の把握はできるが、費用も多額にかかるため、それに見合う修繕計画も立てられない現状があるとの答弁を受け、道路点検については、今後技術が進歩していくと思われるので、効率的な発見とそれに伴う修繕の実行が図れるよう研究願いたいとの意見が出されました。 続いて、学校教育部関係の質疑、意見において、10款教育費の小学校、中学校の備品購入状況に関連して、各学校ごと私費で購入する物品についても、市に準じて市内の地元業者を利用するよう学校に対して周知してほしいとの要望が出されました。 続いて、社会教育部関係の質疑、意見において、10款教育費、ふるさと創生費の事業実施状況について、海外研修の随行職員の旅費はこの事業費から支出せずに出張旅費で対応し、ふるさと創生費で1人でも多くの子どもたちが参加できるように、また、職員についても、多くの職員が海外研修を経験したほうがよいとの意見が出されました。 また、青少年対策費の銀河連邦子ども留学交流に関連して、銀河連邦の子どもの交流やエストニア共和国サク市、モンゴル国スフバートル区との子どもの交流などは大事な交流なので、コロナ禍によりその交流が途絶えないようにしてほしいと要望した上で、現在、エストニア共和国との交流について、SNSを利用した交流の準備をしていて、参加者を募集していることを確認しました。 10款教育費の文化振興基金を財源とした事業の実施について、昨年の大歌舞伎など好評な事業もあったので、今後も良いものを企画して事業を実施してほしいとの意見が出されました。 続いて、議案第96号 令和元年度佐久市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、基金の考え方に関する質疑において、高齢化率の推計では、2025年に33%、2040年には40%に達すると試算されている中、今後の介護給付費の見込みや介護保険施設の整備についても積立ての必要性が出てくると予想される。ある程度の確保も必要だが、介護保険料で成り立つ事業なので、介護予防や重症化を防ぐ施策などを併せて行っていきたいと考えていることを確認しました。 また、お達者応援団からリーダーが育ち、NPO法人を立ち上げ、住民主体のサービスを担っている取り組みについて、昨年9月から開始している実施状況を確認した上で、住民主体で市民と協働の介護サービスが徐々に進んできていると感じるが、今後の進め方はどう考えているのかとの質疑を通して、地域が疲れてしまってはいけないと考えており、支え合いを大事に、無理のないように市からもサポートしながら、今後はリーダーを増やしていきたいので、地域包括支援センターの生活支援コーディネーターとも連携し、関係者が一丸となって取り組んでいきたいことを確認しました。 次に、議案第97号 令和元年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計歳入歳出決算認定について、基金に関する質疑の中で、今後は利用者の減少に伴い積立ては厳しくなる見通しであることを確認した上で、現に利用者もおり、限られた予算の中で環境整備をしていかなければならない大変な事業だが、市の中でも重要性があまり認知されていないと感じる。早い段階で方向性について考えてほしいとの意見が出され、これに対して、臼田学園の非常に厳しい状況は認識していて、今後のことは、民間活用も一つの方法として現在進行形で検討しており、関係者と連携して、できるだけ早く方針を出せればと考えているとの答弁がありました。 次に、議案第99号 令和元年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、未収金の不納欠損検討状況に関する質疑の中で、返済していただくことが基本であるので、場合によっては、2名いる連帯保証人の相続人まで返済を求めていくことを確認しました。 次に、議案第104号 令和元年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計決算認定について、欠損金の処理に関する今後の見通しについての質疑において、循環器内科や脳外科が稼働し始めたことから、患者数が増えることで収益を上げ、経費を更に抑えることで赤字を減らしていきたいことを確認した上で、類似の公立病院の経営状況と比較しても、浅間病院は経費が低いほうであり、これ以上の経費節減が困難ではと感じるし、他の病院との比較検討も必要ではないかとの意見が出されました。これに対し、一概に比較することは難しいが、患者さんをお断りすることなく、とにかく患者さんに安心して来ていただける病院づくりを心掛けている。なるべく自助努力で赤字を減らしていきたいと考えているとの答弁があり、それを受け、赤字にならざるを得ない部分についても、公立病院として担わなくてはならないということを市全体で認識して考えていくべきではないか。病院側からも発信していただきたいとの意見が出されました。 また、スマート外来の取り組みについての質疑の中で、昨年10月から中央大学と共同研究を始めたスマートプロジェクトについて、登録から1か月で平均4.6キログラムの減量に成功するなど実績を上げていること、また、スマホアプリを利用することで手軽に継続して取り組める利点もあり、今後は、体重だけではなく、健康づくりのためのいろいろな可能性について研究していく方向であることを確認した上で、身近な人が取り組んで減量に成功したのを実際に見たり聞いたりして、本当に成果が出ていてすばらしいと思うので、更に情報発信していただきたいとの意見が出されました。 次に、議案第105号 令和元年度佐久市下水道事業特別会計の利益の処分及び決算認定について、令和元年東日本台風による資産除却等の特別損失の計上があったものの、純利益が確保され健全経営であったことを確認したほか、管渠の更新について、ストックマネジメント計画に基づいて実施していく予定であることを確認した上で、管渠については、布設してから約40年が経過し、耐用年数の50年に徐々に近づいている認識を持ち、計画的に対応してほしいとの意見が出されました。 また、令和元年東日本台風の被害を受けた下水道管理センターの復旧状況や防水対策等について、本復旧に向けて鋭意努力していること、防水については、止水板の設置や耐水化計画を策定し対応していきたいこと。また、監視カメラの設置については、耐水化計画と並行して業務継続計画を見直し中であり、水に対する監視的要素や職員の動きも含めて検討していきたいことを確認しました。 ただいま申し上げた質疑や意見は一部でありまして、各委員及び分科員からは様々な意見、要望が出され、活発な議論がなされたものと総括することができます。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) これより採決に入ります。 はじめに、議案第94号 令和元年度佐久市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第94号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第94号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第95号 令和元年度佐久市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第95号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第95号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第96号 令和元年度佐久市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第96号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第96号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第97号 令和元年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第97号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第97号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第98号 令和元年度佐久市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第98号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第98号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第99号 令和元年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第99号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第99号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第100号 令和元年度佐久市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第100号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第100号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第101号 令和元年度佐久市環境エネルギー事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第101号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第101号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第102号 令和元年度佐久市工業用地取得造成事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第102号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第102号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第103号 令和元年度佐久市茂田井財産区特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第103号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第103号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第104号 令和元年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第104号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第104号は決算特別委員長報告どおり認定されました。 次に、議案第105号 令和元年度佐久市下水道事業特別会計の利益の処分及び決算認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第105号については討論を省略し、決算特別委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第105号は決算特別委員長報告どおり可決及び認定されました。 以上で、各常任委員会及び決算特別委員会の付託議案は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第3 付託請願・陳情委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第3、付託請願・陳情委員長報告を行います。 付託審査願った請願・陳情の審査報告書が提出されております。 総務文教委員長の報告を求めます。 11番、井出総務文教委員長。 ◆総務文教委員長(井出浩司) 総務文教委員長の井出浩司であります。 付託請願・陳情について、総務文教委員長報告を行います。 本定例会における当委員会での新規請願1件、新規陳情審査が2件でありました。 審査結果はお手元にご配付されております請願・陳情審査報告書のとおり決しましたが、審査過程につきましてご報告申し上げます。 最初に、令和2年請願第4号 佐久市文書館(仮称)の設置を求める請願について審査をいたしました。審査において、継続、採択、趣旨採択それぞれの立場で委員より発言がありました。 本請願は採択すべきという趣旨の意見としては、県内では19市中7市に文書館が設置されており、文書管理を確実に行えるよう文書館の設置は必要です。また、文書館を設置するために有識者を交えた準備組織も必要でありますので、採択すべき。 本請願は趣旨採択すべきという趣旨の意見としては、委員会として現地調査を行い、市内それぞれの施設で文書の劣化などを防ぎながら保管されていることが確認できましたが、文書館の必要性について趣旨は理解できますので、趣旨採択すべき。 本請願は継続すべきという趣旨の意見としては、文書館の必要性は理解できるが、請願内容について精査する必要があり、また、佐久市と同規模の自治体の状況等の調査もする必要があるため継続すべき、議会で提言した佐久市まち・ひと・しごと創生総合戦略についての議論も深めるため継続すべき、市内の文書館を視察した中で、施設により保管状況も異なっており、まず、それぞれの施設でできることを考える必要があるため継続すべきなどの意見が出されました。 このような意見がありましたことから、最初に継続審査について挙手採決の結果、全会一致により継続審査と決しました。 次に、令和2年陳情第7号、陳情第8号の審査結果につきましては、いずれも全会一致により採択と決しました。 委員より出されました主な賛成意見を申し上げます。 陳情第7号につきましては、この制度は教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として、国が財政的な責任を果たさなければ、都道府県・市町村による教育条件格差ができてしまい、住んでいる地域によって教育の質に差ができる事態が生まれかねません。国庫負担率を3分の1から2分の1へ戻すべきであり、対象費目の拡大も必要であるという趣旨の意見がありました。 陳情第8号につきましては、全国知事会、全国市長会、全国町村会のそれぞれの会長からの「新しい時代の学びの環境整備に向けた緊急提言」にも、少人数によるきめ細かな指導体制が必要として要望書も提出されているという趣旨の意見がありました。 以上、請願・陳情についての総務文教委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 令和2年請願第4号並びに令和2年陳情第7号及び令和2年陳情第8号を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 はじめに、令和2年請願第4号 佐久市文書館(仮称)の設置を求める請願を採決いたします。 お諮りいたします。 令和2年請願第4号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、令和2年請願第4号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、令和2年陳情第7号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 令和2年陳情第7号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、令和2年陳情第7号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、令和2年陳情第8号 国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 令和2年陳情第8号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、令和2年陳情第8号は総務文教委員長報告どおり可決されました。--------------------------------------- △日程第4 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第4、意見書案の審議に入ります。 はじめに、意見書案第5号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第5号については、お手元に配付したとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 11番、井出総務文教委員長。 ◆総務文教委員長(井出浩司) 総務文教委員長の井出浩司であります。 意見書案第5号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書につきましては、総務文教委員会の総意により提案するものでございます。 お手元にご配付されております案文を朗読することにより、提案理由の説明に代えさせていただきます。 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書(案)。 義務教育費国庫負担制度は、国が必要な経費を負担することにより、義務教育の機会均等とその水準の維持向上を図るための制度として、これまで大きな役割を果たしてきたところです。 しかし、昭和60年から政府は国の財政状況を理由として、これまでに次々と対象項目を外し、一般財源化してきました。 また、平成18年「三位一体」改革の議論の中で、義務教育費国庫負担制度は堅持したものの、費用の負担割合については2分の1から3分の1に引き下げられ、地方財政を圧迫する状況が続いています。今のままでは、財政規模の小さな県では十分な教育条件整備ができず、教育の地方格差の拡大が懸念される事態にすらなっています。また、新型コロナウイルス感染症対策の対応も求められています。 そこで、令和3年度予算編成において、義務教育の水準の維持向上と機会均等及び地方財政の安定を図るため、次の事項を実現するよう強く要望します。                   記 1 教育の機会均等とその水準の維持向上のために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持し、負担率を2分の1に復元するなど拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣。 以上でありますので、よろしくご賛同をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 意見書案第5号は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第5号は原案どおり可決されました。 次に、意見書案第6号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第6号については、お手元にご配付したとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 11番、井出総務文教委員長。 ◆総務文教委員長(井出浩司) 総務文教委員長の井出浩司でございます。 意見書案第6号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書につきまして、総務文教委員会の総意により提案をさせていただくものでございます。 お手元に配付されております案文を朗読することにより、提案理由の説明に代えさせていただきます。 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書(案)。 平成23年第177回通常国会において、小学校1年生に35人学級を導入することが全会一致で法律(「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」以下「義務標準法」という)にもりこまれ、附則で小学校2年生以降中学校まで順次改訂することとし、その他の措置を講ずることについて検討を行い、必要な措置を行うこととしましたが、それ以後、国は必要な措置を講じてきませんでした。 長野県では、平成25年度に30人規模学級(35人基準)を中学校3年生まで拡大し、小中学校全学年において35人学級となりました。しかし、「義務標準法」の裏付けがないため財政的負担は大きく、小学校では本来配置されるはずの専科教員が配置されないことから、学級増に伴う教員増を臨時的任用教員の配置により対応するなど、課題が多く残されています。 また、新たに導入された小学校での外国語科・外国語活動、新型コロナウイルス感染症対策、いじめや不登校、生徒指導上のさまざまな問題への対応など多様化する学校現場に対応し、教員が一人ひとりの子どもと向き合い、行き届いた授業、きめ細かな対応を可能にするためには少人数学級は欠かせません。このため、厳しい財政状況である地方公共団体に負担を強いることなく、国の責任において早期に実現する必要があります。 また、長野県では少子化が進む中で、県や市町村が独自に教員を配置するなどして複式学級を解消していますが、地方自治体の財政的負担は大きなものとなっています。児童生徒数が少ない市町村においても行き届いた教育を実現するため、国の責任において複式学級を解消するよう、学級定員を引き下げることが大切であります。 以上のことから、豊かな教育をすすめるため以下の点を強く要望します。                   記 1 国の責任において計画的に35人以下学級を推し進めるために、義務標準法改正を含む 教職員定数改善計画を策定し、着実に実行すること。また、そのための教育予算の増額を行うこと。 2 国の複式学級の学級定員を引き下げること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣。 以上でありますので、よろしくご賛同をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 意見書案第6号は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第6号は原案どおり可決されました。 次に、意見書案第7号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第7号については、お手元にご配付したとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 14番、関本議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(関本功) 14番、関本功です。 意見書案第7号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議員各位ご承知のように、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延は続き、国内でも緊急事態宣言解除後、再び感染者数が急増する傾向にあるなど、依然として先行きが見通せない状況にあります。 一方、社会経済活動は段階的に回復されつつあるものの、本年は大幅なGDPの落ち込みが確実視されるなど、我が国経済への影響は甚大であります。これに伴い、本年度及び来年度の地方財政も、地方税・地方交付税の減収などにより巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい事態に陥ることが予想されます。 そのような中、今後、中小企業対策として固定資産税の政策減税の対象に、家屋、償却資産に加えて土地を追加する議論等が生じることが想定され、大変懸念するところであります。本来、中小企業対策は、まずは国の責任において、歳出予算や国税をもって対応すべき性格の課題であります。 特に、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であります。中小企業対策として広く土地を対象にする政策減税は、これまでに例がなく、地方税収の大幅な減収が予想される中、制度の根幹に影響する見直しは到底容認することはできません。 佐久市議会といたしましては、このような状況を踏まえ、地域の実情に応じた行政サービスを安定的に提供するため、地方税・地方交付税等の一般財源総額の確保を強く国に求めていく必要があると考え、国に対する意見書の提出を提案させていただくものであります。 以下、お手元に配付されております案文の朗読をもちまして、提案理由の説明に代えさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書(案)。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では、医療・介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                   記 1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置としてやむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣。 以上でありますが、よろしくご審議をいただき、同僚議員各位のご賛同を心からお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 意見書案第7号は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第7号は原案どおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の取扱いにつきましては、議長に一任願います。--------------------------------------- △日程第5 決議案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第5、決議案の審議に入ります。 決議案第1号 「佐久市気候非常事態宣言」を行うことに関する決議についてを議題といたします。 決議案第1号については、お手元にご配付したとおりです。 提出者から提案理由の説明を求めます。 13番、柳澤経済建設委員長。 ◆経済建設委員長(柳澤潔) 経済建設委員長の柳澤潔です。 決議案第1号 「佐久市気候非常事態宣言」を行うことに関する決議につきましては、経済建設委員会の総意により提案するものでございます。 それでは、お手元に配付されております案文を朗読することにより、提案理由に代えさせていただきます。 「佐久市気候非常事態宣言」を行うことに関する決議。 近年、我が国を含め世界各地で記録的な大雨や干ばつなどの異常気象が頻発し、それらの異常気象は今後、地球温暖化が進むことに伴い更に増加していくことが予想される。 また、地球温暖化の原因は人間活動による温室効果ガスの増加である可能性が極めて高いとも言われており、温室効果ガス排出量の削減は世界的に喫緊の課題である。 本市でも近年、最高気温の更新がなされるとともに、昨年10月に甚大な被害をもたらした令和元年東日本台風(台風19号)のような気象災害が今後も増加することが予想され、本市の災害の少なさや乾燥冷涼な気候といった高原都市としての魅力が脅かされている現状がある。気候変動は私たちの暮らし全般に影響することから、市民が安心して暮らし続けるために、早急に対応していく必要がある。 よって、令和元年東日本台風の襲来より一年を迎えるにあたり、本市においても、将来の温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す行動を官民一体となって推進していくため、気候非常事態宣言を本市議会とともに行い、あらゆる対策を講ずるよう求める。 以上、決議する。 以上であります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって決議案第1号の質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認め、討論を省略し、採決いたします。 決議案第1号は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、決議案第1号は原案どおり可決されました。 ただいま可決されました決議の取扱いにつきましては議長に一任願います。--------------------------------------- △日程第6 追加議案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第6、議案第115号を上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 議案第115号の説明を求めます。 14番、関本議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(関本功) 議会運営委員長の関本功です。 議案第115号 佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議案第115号 佐久市議会会議規則の一部改正につきまして、本案は、令和元年東日本台風(台風19号)が佐久市に甚大な被害をもたらし、そうした中、議会として、次の災害発生時に備えるために、単に災害対応マニュアルではなく、議会版の業務継続計画の策定が必要と考え、これまで各会派から選出された委員で構成する佐久市議会版業務継続計画政策検討会、いわゆるBCP政策検討会において、各会派における協議なども踏まえ、計画案の作成を進めてまいりました。 また、この間、新型コロナウイルス感染症の拡大などもあり、感染症による行動計画などについても盛り込んであります。 この計画につきましては、政策討論会において、全議員による議員間討議や意見交換を行い、この度、佐久市議会業務継続計画の策定に伴い、地方自治法第100条第12項に規定する協議又は調整を行うための場として定められており、災害または感染症等への対応を協議するために設置されている連絡協議会を災害等対策連絡本部に改正しようとするものであります。 なお、これらの改正の施行期日は、公布の日とするものであります。 改正内容の詳細につきましては、議案書に記載のとおりでございます。 以上、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(神津正) これより議案第115号を議題として質疑を行います。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって議案第115号の質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第115号につきましては、会議規則第38条第2項の規定により委員会への付託を省略いたします。 これより採決に入ります。 議案第115号 佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてお諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 議案第115号は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第115号は原案どおり可決されました。--------------------------------------- △継続審査議決 ○議長(神津正) 次に、各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長から、それぞれ閉会中の所管事項等の調査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長の申出のとおり、閉会中の所管事項等の調査に付することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、閉会中の所管事項等の調査に付することに決しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(神津正) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 これをもって、令和2年佐久市議会第3回定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午後零時02分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   佐久市議会議長   神津 正   佐久市議会議員   市川 将   佐久市議会議員   和嶋美和子...